糖質制限ダイエットの危険性〜お肌と身体への影響〜
- sbasejp
- 9月10日
- 読了時間: 5分
こんにちは!
ストレッチベースです!
「短期間で体重を落としたい!」
と思ったときまず頭に浮かぶのが
"糖質制限ダイエット"
じゃないですか?
炭水化物を控えるだけでみるみる痩せられる
イメージがあるため、多くの人が試したことがあるのではないでしょうか。
よくSNSでも見かけますし、大手パーソナルトレーニングジムの有名CMの影響もあって
知らない方はいないのかなと思います…😓
たしかに炭水化物(糖質)を減らすと、
最初の1〜2週間は体重が落ちやすくなります。
でも実はそれ、「脂肪が減った」のではなく
「体内の水分が抜けた」
だけなんです。
そこから糖質を極端に減らし続けると、
体や肌に
思わぬトラブルを招いてしまうのです。
今回の記事では、糖質制限ダイエットの危険性をわかりやすく解説していきます。
「やってみようかな」と思っている方や、「続けているけど不安」という方はぜひ参考にしてください。
①糖質を抜くと何が危険なのか?
糖質は体の“エネルギー源”
糖質は、脳や筋肉にとって最も効率のよいエネルギー源です。
特に脳はエネルギーのほとんどを「ブドウ糖」から得ています。
極端に糖質を制限すると、脳の働きが落ちて、集中力や記憶力が低下する危険があります。
また、エネルギーが不足すると体は「筋肉」を分解してエネルギーを作ろうとします。
つまり糖質を抜きすぎると「筋肉量の減少 → 基礎代謝の低下 → 太りやすい体」になってしまうのです。
❌糖質不足で起こる体の不調
糖質を極端に抜くと、次のようなトラブルが起きやすくなります。
・疲れやすさ
体がエネルギー不足になるため、すぐに疲労を感じます。
・頭痛・めまい
脳への糖供給が不足することで集中力が低下。
・イライラ感
セロトニン(幸せホルモン)が作られにくくなるため、気分の落ち込みや不安感が出やすい。
・筋肉量の低下
筋肉を分解してエネルギーに変えるため、体が弱々しくなります。
特に仕事や勉強で集中力が必要な人、運動をしている人にとっては、大きなデメリットになります。
💡 糖質不足のサインをチェック💡
・朝起きても疲れが取れない
・立ちくらみや頭痛が増えた
・イライラしやすくなった
・ダイエットしているのに体型が引き締まらない
これらが当てはまる場合、糖質制限が強すぎるサインかもしれません。
②糖質制限とお肌の関係性
肌は「糖質」からも栄養を得ている
糖質は単に“太る原因”ではなく、肌にとっても重要な栄養素です。
糖質が不足すると、次のような肌トラブルが起こりやすくなります。
・肌の乾燥
細胞に必要なエネルギーが不足し、ターンオーバーが乱れる
・ハリ不足
コラーゲンの生成に影響が出る
・肌荒れ・吹き出物
ホルモンバランスが乱れ、皮脂が不安定に
糖質制限で起こる「糖新生」と肌トラブル
糖質が不足すると体は「糖新生」と呼ばれる仕組みで、筋肉を分解して糖を作り出します。
このとき余計なストレスがかかり、活性酸素が増えて肌の酸化や糖化を進めてしまうのです。
結果として、シワやたるみ、くすみといった老化サインが出やすくなります。
⚠️糖新生についてはまた書きます⚠️
💡肌のための糖質の摂り方💡
・主食は「玄米・雑穀米・オートミール」など
低GI食品を選ぶ
→胃腸が弱い方は白米が👍
・甘いお菓子よりも「果物」で自然な糖を摂る
・完全に抜くより「適度に摂る」方が美肌につながります
③長期的に見ると体重が増えやすくなる
リバウンドのリスク
糖質制限ダイエットは、短期的には水分が抜けて体重が減ります。
長期的には「リバウンド」が非常に起こりやすい方法です。
なぜなら、糖質を抜くことで
筋肉量が減少 → 基礎代謝が低下
するから。
同じ量を食べても消費できるエネルギーが減っているため、痩せにくく、太りやすい体質になってしまいます。
❌太りやすくなるメカニズム❌
→糖質制限で筋肉が減る
→基礎代謝が落ちる
→普通の食事に戻したときに余分なカロリーが脂肪として蓄積
→前より体重が増える
このサイクルに陥ると、
「ダイエットしてはリバウンド」
を繰り返すことになります。
💡 長期的に健康的に痩せるには?💡
・適度に糖質を摂りながら、筋肉を守るためにたんぱく質をしっかり摂る
・筋トレ、ウォーキングなどで代謝を落とさない
・続けられる習慣を意識する
④共通して気をつけたいポイント
・急激なダイエットはしない
体に大きなストレスを与え、肌にも不調が出やすい。
・バランス重視
糖質・脂質・たんぱく質をバランスよく摂るのが基本。
・長期的な視点を持つ
「一生続けられる食習慣」を意識することが大切です。
⑤まとめ
糖質制限ダイエットは、
確かに短期的に体重が落ちやすい方法です。
「糖質を抜くと危険な理由」
「お肌への悪影響」
「長期的に太りやすくなるリスク」
を考えると、健康的とは言えません。
大切なのは 糖質を敵にするのではなく、うまく付き合うこと。
玄米や野菜、果物など「質の良い糖質」を適度に摂りながら、たんぱく質・脂質・ビタミン・ミネラルをバランス良く組み合わせることが、健康的に痩せる近道です。
無理な制限ではなく「一生続けられる食習慣」を意識して、リバウンドしないダイエットを目指しましょう。
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